limitusus’s diary

主に技術のことを書きます

基本情報技術者の資格持ってたって無駄

「基本情報持ってます」とか言ってる人は大抵役に立たない可能性を秘めている。

頭でっかちな知識だけが先行していて実感がないから。

実際にあった例

基本情報を持っている人

DBを編集したんだけど反映されない。なぜ?

原因はコミットしてなかったこと。

基本情報の勉強をまともにやれば、当然DBにコミットがあること*1は知っているはずで、もちろんこの人もその存在は知っていた。

でも、自分でDBを編集*2した後にコミットしなければならない、とは思わなかったらしい。いくら難しい insert 文が書けてもそれを反映させる方法が分からないのでは全く無意味。

この人は普段小規模なCのコードをふらふらっと書いてるだけで、基本情報技術者試験の内容とは全然関係ないことしかやっていない。こんな人が資格を持っていても、結局役に立たないし、「持っている」と主張することによって失望される原因となる。

これがもし「コミットする必要がある」という認識があったらどうだろうか?コミットの具体的な手順が仮に分からなかったとしても、質問はこうなるはずだ:

DBを編集したので反映したいがコミットの手順が分からないので教えてほしい

これはどのようなDBMS*3を使うかによって異なってくる話で、資格の有無とは無関係な話だ。

こんな人が量産されるようだと、「基本情報の資格とか役に立たない」と言われるようになってしまうだろう。




決して「知識が無駄」とか「基本情報が無駄」と言いたいのではなく、「知識だけじゃなくて実際に使う能力が必要」と言いたい。


ちょっとオーバーな表現を使いましたが、この人には本当にあきれました。

ちなみにこの人は「WindowsはいいOSだよ」と言っておきながら全然Windowsを使えてなくてさらにあきれました。

良いとか悪いとか評価をするからにはそれなりの知識と経験が必要ですね。

*1:二相コミットやら三相コミットやら

*2:insertとかupdateとか

*3:あるいはフロントエンド