Cygwin+Apache2+Subversion

タイトル通り、Cygwin+Apache2+Subversionの設定を行ってみたのでその記録。

パッケージ入れる

これは素直にCygwinのsetup.exeを使って入れる。

Subversionのレポジトリ作る

今回は/var/svnをルートとして、/var/svn/reposをレポジトリとしてみた

$ mkdir /var/svn/repos
$ svnadmin create /var/svn/repos

httpd.confでモジュールをロード

/etc/apache2/httpd.confに2行追加する
ちゃんとファイルの存在は確認しておいた方がいいかも

LoadModule dav_svn_module lib/apache2/mod_dav_svn.so
LoadModule authz_svn_module lib/apache2/mod_authz_svn.so

Apache用設定ファイルを作る

/etc/apache2/httpd.confの末尾に書き足してもいいんだけど、最後を見たら

Include /etc/apache2/conf.d/*.conf

と書いてあったので、/etc/apache2/conf.d/47_mod_dav_svn.confを作成

# Subversion Settings
<Location /svn>
  DAV svn
  SVNParentPath "/var/svn"
  # Authorization Settings
  AuthType Basic
  AuthName "Subversion Repositories"
  Require valid-user
  AuthzSVNAccessFile /var/svn/conf/svnaccess
  AuthUserFile /var/svn/conf/.htpasswd
  <LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT >
    Require valid-user
  </LimitExcept>
</Location>

最初は認証部分なしで書いて実験したほうがいい

認証ファイルの作成

上記confで指定したファイルをいじる（なければ作る）

 $ cat /var/svn/conf/svnaccess

# グループ設定
[groups]
admin = limit

# 管理グループはすべてにRW権限
[/]
@admin = rw

# reposは誰でもREAD可、管理グループにRW権限付加
[repos:/]
* = r
@admin = rw

 $ cat /var/svn/conf/.htpasswd

 limit:AAcvPvtmBfCNg

こんな感じ。（.htpasswdのパスワードMD5はダミー）
パスワードは

perl -e 'print crypt "PASSWORD", "SEED"'

で生成すればOK
SEEDは半角英数字2文字を指定する。
上記サンプルのものはパスワード"PASSWORD"、SEEDを"AA"に設定したもの

トラブルシューティング

以前にもハマったことがあるはずなんだが・・・
Googleで探せばすぐ解決する問題。

[Mon Sep 15 18:04:50 2008] [error] (28)No space left on device: Cannot create SSLMutex Configuration Failed
というエラーログが/var/log/apache2/error.logに出力された。

これはセマフォテーブルがいっぱいになっているだけなので、クリアすればよい
Apache2の実行ユーザを分けてないので（多分ダメ）、ちゃんと分けている場合にはipcs -sのあとにgrep apacheなど挟めばいいと思う
検索したときにはipcrm sem $a[1]だったんだけどCygwinでは-sらしい

ipcs -s | perl -e 'while(<>){@a=split(/\s+/); print `ipcrm -s $a[1]`}

limitusus’s diary

主に技術のことを書きます

パッケージ入れる

httpd.confでモジュールをロード

Apache用設定ファイルを作る

認証ファイルの作成

トラブルシューティング

参考