limitusus’s diary

主に技術のことを書きます

VMware Server 2を入れてみた

経緯

OS環境

ホストOS Ubuntu Linux 8.04 LTS (Hardy Heron)
クライアントOS Windows XP Professional SP2(VMware Server 1のときに入れたもの)

準備

  • 元々VMware Server 1.06(ソースからビルドしたもの)を入れていたので、まずそれを消すことにした。
$ sudo vmware-uninstall.pl
  • 今まで使っていたWindows XPのデータが消えるわけではないので安心。
  • ライセンスはVMware Server 1とは別に発行されるので、きちんと登録。
  • 今回はRPMパッケージをDL。ライセンス番号も控えておく。

インストー

  • まず普通にインストールしようとしてみる
$ sudo rpm -ivh VMware-server-2.0.0-116503.i386.rpm 
エラー: 依存性の欠如:
	/bin/sh は VMware-server-2.0.0-116503.i386 に必要とされています
  • うーん・・・よくわからない。こういうときは依存関係を調べるのをやめてもらう。
  • どうせ1.06が動いたのだから2でも動くはず。
$ sudo rpm -ivh --nodeps VMware-server-2.0.0-116503.i386.rpm 
  • でインストール成功。

vmware-config.pl

  • お決まりの
$ sudo vmware-config.pl
  • で。
  • すべて英語なのでRETURN押しがちだが、ユーザ設定だけはやった方がよさそう。
  • これはVMware Serverの管理画面に入るユーザを指定するもの。システムのユーザを指定する。
    • 特にUbuntuではやるべき。普通はrootのパスワードが設定されていないため、そのままでは使えなくなってしまう。
    • ちなみにこれ以下では最初構わず管理ユーザをrootにしてハマっています。
The current administrative user for VMware Server  is 'root'  Would you like
to specify a different administrator? [no] yes

Please specify the user whom you wish to be the VMware Server administrator
[root] foo

Using foo as the VMware Server administrator.
  • あとは適当にやれば大丈夫だったと思う。

起動してみる

  • さて、VMware Server 1の時代と同じように
$ vmware
  • っと。・・・あれ?
  • Firefox起動

  • 何だこの画面は。
  • 普段のアカウントとパスワードを入れても通らない。
  • Ubuntuでrootのパスワードは設定してないからユーザをroot、パスワードを空欄にしてもダメ。
  • うーん・・・困った。というわけでドキュメントを読んだりする。
    • で、上記の通りvmware-config.plに戻ります。
  • 無事普段のアカウントとパスワード(Linuxのログイン情報)でログイン。
  • 画面右側に[Add Virtual Machine to Inventory]というのがあったのでそこから既に入れてあったWindows XP Professional(32bit版)を選択する。
  • [Virtual Machines]タブを見るとちゃんと追加されているのが分かる。上か右、どっちかから[Power On]

Windowsの画面に出会う

  • 起動はした。
    • で、どうやったらWindowsの画面を見ることができるのでしょう?
    • 10分ほど探す

  • ああ、画面左のInventoryで該当OSを選ぶんだ。
  • その中の[Console]タブを選択。Clickしろという指示が。押してみる。
  • やっとWindowsの画面が出てきた・・・
  • 一応これで解決とします。

まとめ

  • 最初は戸惑う
  • 理解すればそんなに大変でもない
  • でも日本語ドキュメントがまだない
  • まだみんな試してないからGoogle先生も教えてくれない
  • 英語読むのめんどくさかった
    • でもちゃんとドキュメントは読みましょう